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学生フリーペーパーとは

日曜日, 12月 16th, 2007

フリーペーパーの定義


フリーペーパーとは、駅や街中に設置・配布されている、無料の情報誌のことを指します。
チラシとの違いは、広告以外に読者にとって有益な情報が掲載されているところです。

有名なものには、飲食店情報とクーポンを掲載した「ホットペッパー」や、
男性向けフリーペーパーの「R25」などがあります。

以下は、日本生活情報紙協会によるフリーペーパーの定義です。

特定の読者を狙い、無料で配布するか到達させる定期発行の地域生活情報紙誌で、イベント、タウン、ショップ、求人求職、住宅・不動産、グルメ・飲食店、ショッピング、演劇、エステ・美容、レジャー・旅行、各種教室など多岐にわたる生活情報を記事と広告で伝える。



フリーペーパーのビジネスモデル

フリーペーパーは無料の情報誌ですので、読者から販売収入は得られません。
コストはすべて、フリーペーパーに掲載する広告料で賄われています。

課金を行う仕組みや人件費が必要がありませんので、大きな組織を持たない学生団体にとっては、
比較的はじめやすいビジネスモデルだと言えます。

ただし、部数が少なくては企業も広告を出しません。
学生がどれだけ多くの場所に配布できるかは大きなカギです。

また、ターゲットの絞られたフリーペーパーの場合は、広告の効果も高いため、
部数が少なくても広告は取りやすいと言えます。



学生フリーペーパーとは


学生フリーペーパーとは、学生が運営している組織で発行されるフリーペーパー、
もしくは、学生が記事を執筆しているフリーペーパーのことです。

企業が発行しているフリーペーパーは、広告収入による利益を目的にしているものが多いのですが、
学生フリーペーパーの場合は、団体活動のPRが主な目的であることも多いのが大きな違いです。

学生がフリーペーパー発行の経験をすること自体が、大きな目的となっている団体もあります。

編集委員になるには

土曜日, 12月 15th, 2007

発行団体への問合せ


フリーペーパーの最後あたりのページや、発行団体のホームページなどに問合せ先があります。
編集委員になりたいのであれば、まずは問合せてみましょう。

ほとんどのフリーペーパーのホームページに、
「編集委員募集」などと書かれてありますので、積極的に参加してみましょう。

基本的に、スタッフは慢性的に足りない状態ですので、歓迎されることでしょう。

もし、いきなり問合せる勇気がなければ、友達のつてをたどって、
編集委員の人に個別に話を聞いてみるのも良いでしょう。



特に難しい能力は必要ありません。
「学生がやる」というのが前提ですので、高度な能力や技術な仕事はありません。

ただし、指示待ちの姿勢では面白くないし、やりがいがありません。

こんな記事を載せたい。こういう取材をしたい。
というアイデアを日々考えていることが大切です。


記事を書くだけに参加する


長期に渡り、フリーペーパーに関わることができない場合、一つの記事を書くことだけに参加することも可能です。

編集委員ではなく、一時的な記者・ライターの募集をしていないか、運営団体に問い合わせてみても良いでしょう。

記事を書いたフリーペーパーにはあなたの名前が載ります。これは一生の思い出になるでしょう。


学生フリーペーパーの分類

水曜日, 12月 5th, 2007

学生フリーペーパーの3分類


学生フリーペーパーは、運営形態により以下のように大きく3つに分けることが出来ます。


  1. 企業の運営による学生フリーペーパー
  2. 大学内組織の運営による学生フリーペーパー
  3. 純粋な学生団体による学生フリーペーパー




企業の運営による学生フリーペーパー

企業の企画によって、学生アルバイトもしくはインターンが編集を行うフリーペーパーです。
学生を応援したいという気持ちの企業が、学生にフリーペーパー作りの場を提供しているという構図です。

学生にとっては経験の場であり、企業にとっては自社のPRの場となります。

そのため、それほどコストや収益にシビアではなく、宣伝が出来れば良い程度に考えている企業が多いようです。



大学内組織の運営による学生フリーペーパー


大学の広報としてフリーペーパーを発行し、学生が記事を書くものや、
ゼミや研究室独自にフリーペーパーを発行することもあります。
この場合、発行コストを大学の予算によってある程度賄うことができます。

大学の宣伝や学生への情報提供。ゼミや研究室の成果を地域に発表したい場合に使われます。

ゼミや研究室の学生にとっても、自分の研究成果がフリーペーパーの形で世に出るという緊張感があり、
より学業に力が入ることでしょう。


純粋な学生団体による学生フリーペーパー


企業や大学からはまったく補助を受けずに発行するフリーペーパーです。
この場合、広告主を探すことなど、存続を大きく左右することも学生だけで行わなければなりません。
もっとも大変な運営形態だと言えます。

また、広告収入は発行する諸経費ですべて消化されるため、学生には当然アルバイト代はありません。

ただし、自分で企画をしたことが経費で体験できるというメリットがあります。
やりたいことがたくさんある学生にとっては、アルバイトでお金を作ってからやりたい事をやるよりも、
フリーペーパー作成の一環でやるほうがたくさんのことが出来るので良いとも言えます。

学生時代に様々なことに経験できる、という無形のメリットが学生を突き動かしているのだと言えます。

フリーペーパーを創刊するには

土曜日, 12月 1st, 2007

創刊は簡単


フリーペーパーは創刊するだけなら比較的簡単です。
記事を書き、配るだけだからです。

ただし、それだけではコストが回収できませんので、広告料を払ってくれる広告主が必要です。

逆に言うと、コストを賄う目処が立てば、後はやるだけです。


目的を定める


フリーペーパーを何のために発行するのか、まずはそれから決める必要があります。
何のためのフリーペーパーなのか、理念がなければ、
編集委員になってくれる仲間も集まりませんし、読んでくれる人もいないでしょう。

基本的には、学生団体のPRがフリーペーパーの目的です。

ですので、フリーペーパーが成功するためには、学生団体自体の存在意義が明確であることが必要です。


仲間を集める


一般的には、中核となる仲間が4人以上必要です。
大きく分けて、渉外担当と編集担当です。

まずは、広告主を探せる渉外担当が必要です。
飛び込み営業が出来る人。これは人間力の問題となります。

渉外担当はフリーペーパーの存続の大きな要素となりますので、
学生団体独自運営の場合、この人材がいるかどうかが一番の成功要因です。

編集担当は、各号のテーマを決め、記事を集めます。
記事は友達の友達にライターを頼んで書いてもらうこともあります。

いずれにせよ、中核メンバーの思いが統一していなければ、運営はうまく行きません。



フリーペーパーは配布場所や配布部数、冊子のページ数、
印刷の質などによりますが、1回のコストは50~200万円ほどです。

例えば、1ページの広告枠が20万円としたら、広告主は3~10社必要です。
また、地域の商店街のお店に1万円の広告をお願いするのであれば、50~200店舗ということになります。

高額な広告費を集めるためには、一般的には比較的大きな企業に対して電話営業を行います。
フリーペーパーのテーマや読者属性に合う企業を探し、電話をかけて営業します。
電話で面会のアポを取ることが出来たら、次はその会社を訪問して折衝を行います。

地域の商店街にお願いする場合には、一つ一つのお店を回り、その場で広告費を貰います。

そういった方々の助けでフリーペーパーは成り立っています。
感謝の気持ちを忘れないようにしましょう。


配布先を探す


配布先も大きな要素です。
最近はフリーペーパーの数も増えたので、設置場所探しは大変です。

創刊する場合は、これもゼロから探す必要があります。

これも渉外担当が探さなければなりません。

また、放課後に友達のつてをたどって手で配ることもありますし、大学の学園祭で配布することもあります。
ただし、企業が運営しているフリーペーパーは営利目的と見なされますので、
学園祭での配布を禁止している大学もあります。ご注意下さい。

編集委員の仕事

金曜日, 11月 30th, 2007

仕事の一覧


編集委員の仕事は、以下のようになっています。


  • 毎号のテーマ決定
  • 事実収集
  • 記事執筆・編集
  • 広告主探し
  • 配布先、設置先探し
  • 印刷
  • 配布
  • 進歓



いつ仕事をしているのか?


放課後に集まって仕事をしています。
ただし、記事の収集や広告主探しなど、個人作業の仕事も多いので、各自が自立的に仕事をすることが多いようです。

発行頻度の多いフリーペーパーの場合は常に活動を行っていますが、
年に2回しか発行しないフリーペーパーなどは、春と夏の休みを集中的に使います。
テーマや記事の内容などは、常に考えていますが、編集作業を長期休暇中に一気にやってしまいます。


毎号のテーマ決定


毎回同じような内容では読者が飽きてしまうので、常に新しい切り口が必要です。
編集員がアイデアを持ち寄ってブレインストーミングを行い、各号のテーマを決めます。

事実収集


インタビューや体験などを通じて、事実収集を行います。
タイアップしている広告先などに出向いて、インタビューをしたり、
広告主の商品に関して学生からアンケートをとることなどもあります。

また、インタビューを受けてくれた方の写真を撮ったり、商品の写真を撮ったりもします。
写真はプロにお願いすることもあります。

記事執筆・編集


集めた事実から記事を執筆し、それを紙面に合わせて編集します。
品質の高いものを作る場合には、紙面デザインをプロに外注することもありますが、
自分たちですべてやることも多いようです。

特に発行頻度の多いフリーペーパーは、自分たちでやってしまうことの方が多いようです。

広告主探し(再掲)


高額な広告費を集めるためには、一般的には比較的大きな企業に対して電話営業を行います。
フリーペーパーのテーマや読者属性に合う企業を探し、電話をかけて営業します。
電話で面会のアポを取ることが出来たら、次はその会社を訪問して折衝を行います。

地域の商店街にお願いする場合には、一つ一つのお店を回り、その場で広告費を貰います。

広告主にお願いをするときには、フリーペーパーのコンセプト、
読者属性や発行部数を載せた媒体資料を用意しておく必要があります。


配布先、設置先探し


配布先は、基本的に大学での手配りです。

一つの大学がメインになっているフリーペーパーの場合は、
その大学での手配りや、周辺のお店での設置が主な配布方法です。

しかし、インターカレッジの学生団体が発行しているフリーペーパーは、その分配布先の学校が増えます。

関係者に配布したい学校の学生がいない場合は、その大学の学生団体と交渉して、
配布をお願いしている場合もあります。もちろん、お互いにメリットのある協力でなければなりません。


印刷


印刷は印刷業者に外注することが多いようです。
データを入稿し、出来上がりを待ちます。


配布


出来上がったら、いざ配布です。
読者が読んで嬉しい情報が掲載されているなら、自信を持って配布できますね。


進歓


当然ながら、学生は3年生にもなれば就職活動をしますし、4年間が終われば卒業してしまいます。

ですので、継続的にフリーペーパーを続けていくには、新規スタッフを募集しなければなりません。

ホームページで募集をしたり、入学式のタイミングで新入生歓迎の活動をして、スタッフを探します。

自分たちが楽しんでいると、新しい仲間も来てくれることでしょう。

編集委員の良さ・楽しさ

日曜日, 11月 25th, 2007

やりたいことが、何でも出来る


自分がお金を出さなければ出来ないことも、フリーペーパーの記事として体験レポートを書くのであれば、
それは経費でやってしまえるもしれません。

また、記事広告として企業か無料で商品やサービスを提供してもらうことも出来ます。

一人では出来ないことも、「学生のフリーペーパーの取材」という大義名分があれば、出来てしまいます。

普通は行けない企業にインタビューに行ったり、有名人に会うことも出来ます。


仲間が増える


遊びの仲間も大切ですが、同じことを一緒に創り上げる体験ができる仲間は、本当に貴重です。
一生の仲間となるでしょう。


仕事を疑似体験できる


フリーペーパー製作を通じて、一連の仕事を体験することが出来ます。
アルバイトでも仕事は経験できますが、それは現場の仕事の一部でしかありません。

フリーペーパーを自分たちで発行するのであれば、コンセプトや毎号のテーマ決定などの
戦略的な仕事も体験できますし、記事の執筆から配布までの現場の仕事も体験できます。

また、チームをまとめるリーダーの仕事も体験することが出来ます。
社会人になっても、チームのリーダーを任せられるのは数年かかりますので、これは貴重な体験です。

リーダーの苦労を知っている人は、社会に出てからも仕事への取り組み姿勢が違うことでしょう。

もちろん、こういった体験は、就職活動にも役立つと思います。


自信が持てる


自分たちの力でフリーペーパーを発行した経験は、「やれば何でも出来るんだ!」という自信につながります。

何かをするには会社が必要なのではなく、夢を持った人が行動を起こして、
それが結果論として会社になっただけなのです。

何かをしたいのであれば、まずは行動しましょう。
必ず実現します。

学生フリーペーパー一覧

木曜日, 11月 15th, 2007

輝女(キラジョ)インタビュー

月曜日, 3月 19th, 2007

女子学生だけのフリーペーパー!?


kirajo_yamada
-フリーペーパーにも様々ありますが、
『女子学生の、女子学生による、女子学生のためのフリーペーパー』なるものがあるのだとか??

しかも、学生フリーペーパーの草分け的存在で、配布数は3万部。
企業の助けを借りずに学生だけでやっているのだそうです。

すごいですね~。
どうやっているんでしょうか??

というわけで、本日は、女子学生の学生団体「輝女(キラジョ)」の代表・堀さんと、
編集部・記者室長の芳賀さんにお話をお聞きする機会をいただきました。

「輝女」は、様々な活動をされていますが、
今回は学生フリーペーパーを中心に、お二人にお話を伺っていきます。

では、よろしくお願いします。




堀・芳賀よろしくお願いします。


輝く女性になるサークル??

―まず、「輝女」について教えていただけますか。

「輝女」は、自分を外面からも内面からも磨いて輝かせようという目的の女子学生サークルです。
インターカレッジのサークルなので、メンバーは都内のいろんな大学から集まっています。


―どんな活動内容なのですか?

基本的には、女の子の興味がありそうなメイクアップとか、
ウォーキング、カラーコーディネートなどの講座を開催するのが通常の活動です。

メイクアップアーティストや、料理やストレッチ・・色々な講座がありますが、
プロの先生に本物の技や知識を教えてもらいます。
普通だったらごく限られた読者モデルしか体験できないようなことを、
普通の女子大生が体験できるというのが「輝女」の良いところです。

普通の女子大性に、輝く女性になる”場”を提供すること。これが「輝女」の目的なんです。



―なるほど~。知っていると知らないでは、学生時代が大違いですね。
お聞きしたところ、外面的な”美”に関する活動が中心なんですか?

最初は外面からで良いと思うんです。
特に女の子って外面が輝くことで内面が輝くんです。

「今日はちょっとメイクがうまく行った」っていうだけで、行動的になれたりするものなんです。

ほんのちょっとメイクの仕方を知ることで1日が変わるし、大きなことを言えば人生が変わるんですよ。

芳賀女の子は、他人のためじゃなくて、自分のためにメイクをしています。
他人にどう見られるかっていうより、自分で「イケてる」って思えることが重要なんです。



―そんなんですね。女の子にとって外面って重要なんですね。
では、フリーペーパーの発行は、活動の中でどういった位置づけですか?

フリーペーパーは「輝女」のPRのために発行しています。「学生でもこんなにできるんだ」って、
たくさんの女の子たちに知ってもらいたいという気持ちから、フリーペーパーを発行しています。

輝く女性をたくさん作りたいって思っていても、知ってもらわないとどうしようもありませんからね。




堀さん



女の子が立ち上がったそのワケは?!

―なるほど。
では、「輝女」の立ち上げのきっかけを教えてくれませんか?

私は二代目の代表なのですが、初代の代表がまずフリーペーパーを発行し始めました。
それは、「輝女」ではなくて、「よりみち」というフリーペーパーです。

大学の近所のお店の割引クーポンを掲載するという、最初はそういうところからスタートしました。

―そこから「輝女」には、どう進化したのですか?

いろんな大学の広告研究会がフリーペーパーをやり始めたんです。
そうすると、差別化しないといけない。

いろいろと話をしていたとき、やっぱり私たちがやりたいのって、
”女の子が輝くようなことだよね”ってことで、それでコンセプトが決まりました。

それで、フリーペーパーを発行するだけじゃなくて、メイク講座をしたり、
とにかく自分たちがやりたいことをやる!そんなサークルになっていったんです。



―そのあたりから、皆さんの想いが随分と入っていったわけですね。

はい。
「輝女」はこんなふうに、自分たちで安いメイク講座が体験できたらラッキー、ぐらいの気持ちで始めました。

私は今から思うと”シンジラレナイぐらいのイモ”で、短髪で・・・。
すれ違った人から「男かと思った」って言われるぐらいだったんです。

それが、「輝女」の活動を始めて、随分と自信が持てるようになりました。
「輝女」をやっていて良かったと思います。

「輝女」って、ホームページでは綺麗な格好をした女の子ばかりが写真に載っていますが、
本来は”普通の女の子でも輝ける”っていうことなんです。

敷居が高いと感じる女の子もいるみたいなんですけど、そんなことないので、安心して参加してください。



―そうなんですね。
ちなみに、初代代表の方は、今何をされているんですか?

世の中に新しい価値を創造する・・そんな仕事をしています。
  とても大きな会社ですが、若者の成長意欲を大切にしてくれる企業に就職しました。



―へえ、やっぱり学生時代に活躍している人は、社会人になっても活躍して行きそうですね。

芳賀さんはどのように「輝女」と出会ったんですか?

芳賀私、本当にダメ学生だったんですよ。

福島から希望を抱いて東京に出てきたんですけど、いろんな情報に流されるだけで、
どうでもいい学生になってたんですね。

せっかく東京で学生をしているのに、何か物足りなさを感じてたんです。

早稲田際に行った時に、「輝女」のPR活動をしていた堀さんとたまたま出会いました。

でも、その時はそれだけでした。
それからは、「輝女」のメールマガジンを読んで、すごい子達もいるんだなぁと思っているぐらいでした。

何かしたいんだけど、やっぱり「輝女」っていうだけあって、
自分で大丈夫か?って躊躇していて・・・。長い間そんな状態でした。

でも、このままじゃダメだと思って、メールマガジンのスタッフ募集のお知らせに返信したんです。

それで堀さんと再会して、運営に参加することになりました。




芳賀さん


ワタシたちがキラキラ輝くまで

―そうなんですか。
問題意識の高いお二人なんですね。

では、「輝女」の活動で大変だったことなどを教えてもらえませんか?

やはり、営業をしなければならないのは大変です。
「輝女」は企業などから援助をもらっていませんので、
自分たちで広告主を見つけないとフリーペーパーの発行ができません。

たとえば「輝女」の第四号は200万円以上の費用がかかりましたので、
それをまかなうだけの広告主を見つけるのは大変でした。


―学生で営業をするのは大変そうですね。
どういう風にされているんですか?

ネットで電話番号を調べてテレアポです。
女子大生をターゲットにしている企業などにアポを取って説明しにいきます。

あと、広告を載せるだけでなく、一緒に商品開発をするとか、
「輝女」の参加者からのアンケートを行うとか、いろいろと試行錯誤して協力してくれる企業を探しています。


―すごいですね。そういうノウハウはやっているうちに貯まっていったんですか?

いろんな人がアドバイスをくれるんですよ。
いろんなところに出かけていった時に「「輝女」って言うのをやっています」というと、
こういう風に営業したほうがいいとか、こんなところで配布したらいい、とアドバイスしてくれます。
それを実践してみて、自分たちなりに改良するのも面白いです。

それに、同じようなことをやっている人に話を聞きにいくこともありました。
いきなり会社の社長に電話をする、なんてこともしました。


―やっぱり、自分から発信している人の所に情報が集まるんですね。

もちろん、最初は本を読むところからはじめました(笑)
最初の頃、広告主のところに営業に行って、まったくうまく行かなかったんです。

すごく落ちこんで、その帰り道にたまたま本屋で見かけた営業の雑誌を、迷わず買って読みました。

それからは日々改良です。


―学生が本を読まなくなったと聞きますが、必要になったら読むわけですね。
学生が本を読まないのは、問題意識を感じられない環境の問題かもしれませんね。


kirajo_anna



営業?リーダー?頑張るもん!

―さて、フリーペーパーというと、配布先が重要だと思いますが、それはどのように探しているのですか?

最初は手配りや小さな店舗においてもらっていました。
他のサークルに協力してもらって配布を手伝ってもらったり、今は駅構内のラックにも置いています。

駅構内のラックはお金がかかるんですが、広く知ってもらうためには必要だと思って、設置しています。

基本的にはメンバーが通っている大学では自分たちで配布しますが、
そうでない大学に配布したい場合に他サークルにお願いしたり、駅のラックを利用したりしています。


―いろいろと工夫されていますね。

では、リーダーとして大変だったことはありませんか?

私は2代目の代表で、初代の代表はとても優秀な人でした。

なので、継いだばかりのとき、初代代表に憧れたり尊敬して入ってきた後輩達は、
なかなか私の指示には従ってくれませんでした。

そして、自分で言うのも恥ずかしいのですが・・私はかなり真面目です。
「輝女」には華やかなイメージがありますから、それに憧れて来た後輩達には最初は、
私のやり方は受け入れてもらえませんでした。

悔しかったし、どうにかしなくちゃいけないと焦ってばかりでした。

営業が辛い、というのより、先代には付いて行ってたメンバーが、
自分には付いて来てくれないという悔しさの方が、私にとってはよっぽど辛い経験でした。



―それは大変でしたね、どのように乗り切ったのですか?

芳賀さんや編集長を始め、2代目で「輝女」を改革すると誓い合ったメンバーが支えてくれました。
なので、自分が正しいと思うやり方を貫きました。
初代のやり方を真似したら、初代以上には永遠になれないですし、そういう人を後輩達は尊敬してくれないと思いました。

それと、先代の時代に生まれたマイナスの面も含め、一切合財請け負うという姿勢も大事だったと思います。
途中から、皆の態度が変わったのを感じました。

私も、後輩達も、正解の形は1つじゃないと学べたと思います。



―なんか良いですね。

芳賀さんはとても頑張り屋さんで責任感があって、とても助かっています。

やっぱり学生ってまだ責任感が乏しくて、たとえば、記事の締め切りに間に合わなくても
連絡もしてこない人もいるわけなんです。それがなんで悪いのかも分からない。

どうしても明日までに仕事を仕上げないといけないって時に、
芳賀さんが頑張ってくれたりして、窮地を乗り切ったこともありました。
「私がやるから大丈夫だよ!」と、ネットカフェに駆け込んで作業してくれたんですよ。


芳賀堀さんは本当にエネルギッシュで、年下なんだけど、とてもすごいと思います。
そのうち起業家になるんじゃないかっていうぐらいパワフルなんですよ。

「輝女」って、実はパワフルで体育会系のノリなんです。



こんなオンナに誰がした?!

―堀さんは本当に活動的な印象ですが、ご両親の影響などがあったんですか?

どうでしょう・・・。うちはごく普通のサラリーマンの家庭でしたから。

影響を受けたとしたら、まずは2歳のときに、女医の先生に憧れたのを覚えています。
バリバリのキャリアウーマンになりたいなぁと漠然と思いました。

あと、小学4年生の時の担任の先生がとても厳しい人で、その先生の影響が大きいと思います。

今だったら体罰って言われるんじゃないかと思うぐらい、
約束したことは絶対にやらせるって先生で、そこで責任感というのを叩き込まれた気がします。

でも、普段はとても優しくて面白くて、子供たちのとっても人気のある先生でした。

その先生は「ゆとり教育」の影響で、一時期担任を持たせてもらえないこともあったそうなんですが、
今はまた担任を持っているようで、嬉しく思っています。

こういう方々の影響かどうかわかりませんが、
一度きりの人生なんだから、行動を起こして楽しみたい!という気持ちが大きいです。

あと、生まれつき仕切り屋ですね。

芳賀そうだよね~。


女の子に生まれてよかった!

―なるほど。なんとなく分かってきました。

では、最後に、「輝女」をやっていて良かったことを教えてくれませんか?


芳賀やっぱり「輝女」のみんなと出会って、いろんな刺激を受けたことが大きいと思います。
これは、インカレの良さだと思いますが、いろんな大学のいろんな女の子たちと出会って、
「輝女」をはじめるまでの、大学生活での物足りなさは吹き飛びました。

本当に楽しいです。

あと、「学生でも社会に働きかけられるんだ」っていう気づきと自信は大きいと思います。



最初はメイクとか、自分のやりたいことのために始めたサークルですが、
たくさんの経験ができたことが一番良かったと思います。

まず、責任の重さを実感したのは大きな経験でした。

広告主を一社でも見つけた以上、フリーペーパーは発行しなければなりません。
そのためには、あと数社の広告主も見つけないといけない。

大きなプレッシャーですが、責任感を養う上では貴重な体験でした。


あと、リーダー経験も大きいと思います。

小さなサークルだとしても、組織の成り立ちや全体像を把握することができてとてもよかったです。

やっぱり経営者やトップの責任や気持ちは、その立場にならないと分からないと思うんです。

私が社会人になったら、経営者や上司の責任や気持ちを共有して、支えて行きたいと思っています。



―ありがとうございます。
最後に、「輝女」の今後の展開と、アピールをお願いします。

はい。

私はもう任期を終えて、次の代に変わります。
これからも女の子を輝かせる場をますます提供していきますので、
女子大生の皆さん、ぜひ気軽に講座に参加してくださいね。

フリーペーパーについては、ネットに移行しようかとも検討しています。
時代に合わせて、PRの方法も変えて行かなければならないですからね。

「輝女」は本当にすぐに入り込める雰囲気がいいですし、スタッフは、やりたいことがやれる場です。

一人ではできないことも、周りに仲間がいっぱいいるので、なんでもできます。
何か楽しいことしたいなぁ~って気持ちがあればそれでOKです。


芳賀「輝女」は”自分たちでできる”、”楽しくやりたいことができる”ということが大切ですので、
敷居も低く、フランクに参加できるようになっています。

逆に、「できないならできないと言える」雰囲気もあるので、安心してスタッフに参加してもらえます。


これからも「輝女(キラジョ)」をよろしくお願いします。


―堀さん、芳賀さん、長時間にわたり、インタビューをありがとうございました。

堀・芳賀ありがとうございました。