インタビュー:「早稲田祭2007」運営スタッフ
土曜日, 1月 26th, 2008
「早稲田祭2007」運営スタッフ、参加促進局局長である、早稲田大学商学部3年の河田洋平さんにお話を伺いました。
本日はよろしくお願いします。
早稲田祭って??
―まず、早稲田祭ってどんな学園祭なんでしょうか?なにか特徴はありますか?
河田:早稲田祭というのは、参加団体が約400団体。
来場者数10万人を超える日本最大規模の学園祭です。毎年11月頭に2日間行われます。
その学祭を主に運営しているのが、総勢500人からなる早稲田祭運営スタッフです。
学園祭の内容は一般的なものかもしれませんが、この規模が最大の特徴です。
すごく大規模ですね!!500人のスタッフというとすごいですが、どんな風な組織なのですか?
河田:いくつかの部門に分かれて運営しています。
たとえば、企画局、会計局、広報局など全部で9つあります。
―この早稲田祭のスタッフになろうと思ったきっかけを教えてもらえませんか?
河田:たまたまスタッフ募集のビラをもらい、
もともとお祭りごとが好きだったこともあり申込書をだしました。
―結構気軽な感じでいいのですね。
いま申込書を出したとおっしゃいましたが、どうしたらスタッフになれるのですか?
いま申込書を出したとおっしゃいましたが、どうしたらスタッフになれるのですか?
河田:5月に2週間ほどキャンパス内にブースが設置されていて、
そこで申込書をもらい提出します。
延長日もありますが、基本的にはその間に提出しなければスタッフになることはできません。
―河田さんは局長ということですが、局長にはどのようになるのでしょうか?
河田:これは立候補して選ばれなければなりません。
2年生の時は普通のスタッフとして活動したのですが、3年生になって局長になりました。
実は、代表に立候補したのですが、あと少しのところで落選してしまいました。
ちなみにスタッフの中だけですが、演説などをして、結構ちゃんとした選挙なんですよ。
それでも早稲田祭でやりたい事があったので、それを参加促進局の局長をやることで実現しています。
―へぇ、その辺りもじっくりとお聞きしたいと思います。
ちなみに、早稲田祭のスタッフに、途中参加することはできないのですか?
ちなみに、早稲田祭のスタッフに、途中参加することはできないのですか?
河田:スタッフは単年度組織という1年で解散するシステムをとっており、
スケジュールが定まってしまっているのでできません。
―なるほど。どんなスケジュールなのか興味深いですね。
1年間のスケジュールを教えていただけますか?
1年間のスケジュールを教えていただけますか?
河田:おおまかな流れはこんな感じです。
この他にも会議が1年を通してあります。役員会、局ごと、チームごとの会議に分かれています。
―河田さんに表を書いていただきました。やっぱり忙しそうですね。
11月の学園祭が終ってから、すぐに反省会もありますし、早い段階でコンセプトを決めたり、ほぼ1年がかりですね。
あ、でも合宿とかもあるんだ!!この合宿って何ですか?
みんなで会議とかするのですか?
11月の学園祭が終ってから、すぐに反省会もありますし、早い段階でコンセプトを決めたり、ほぼ1年がかりですね。
あ、でも合宿とかもあるんだ!!この合宿って何ですか?
みんなで会議とかするのですか?
河田:いや、完全に遊び企画ですね。みんなで島に行きます!!
―仕事ばっかりではないのですね。すごく面白そう!私たちも参加したーい(笑)。
河田:面白いですよ!!ぜひぜひ(笑)。
―ではここで河田さんが局長を務める参加促進局についてお話を伺いたいと思います。
新たな価値を創造したい
河田:実は,参加促進局は僕が作ったのです。
―河田さんは絵を描きながら熱く説明してくださいました。
河田:早稲田祭を花壇に花を参加団体にたとえると,
今の段階ではきれいな花が3本しか咲いていない状況です。
つまり,一部の学生しか早稲田祭に参加していない状況なのです。
でも,僕は花にはまだなっていない種っていっぱいあると思うのです。
たとえば,ゼミや留学生なんかそうですよね。
彼らは,もっといろいろな可能性を秘めていると思うし,早稲田祭という花壇で花を咲かせることが出来れば,
学生自体も楽しめるし,学祭も新たな可能性を広げることが出来ます。
新たな価値を創造したい。そう思って参加促進局を立ち上げました。
―なるほど。「参加団体局」は参加してくれた団体の管理が主な仕事で、
「参加推進局」は今まで参加してなかった団体に参加してもらったりすることが仕事なんですね。
「参加推進局」は今まで参加してなかった団体に参加してもらったりすることが仕事なんですね。
河田:そういうことです。具体的な仕事としては,
まず参加団体を増やし幅を広げ,次の段階として質の向上を目指します。
質の向上とは,絵でいうと肥料や水をあげてどんどん花を成長させることです。
そのために今僕が考えているのは,芸術関係のサークルの作品を集めた美術館や,
さまざまなゼミによる発表の場であるフォーラムの開催です。
―河田さんの言葉一つ一つから、
「人と同じことをやるだけじゃ物足りない」「新しいことをやるのが好き」「少しでも可能性を広げたい」
という熱い思いを感じます。
設立当初から様々な困難があったのではと思いますが、今に至るまでの過程を苦労した点
なども含めて教えてください。
「人と同じことをやるだけじゃ物足りない」「新しいことをやるのが好き」「少しでも可能性を広げたい」
という熱い思いを感じます。
設立当初から様々な困難があったのではと思いますが、今に至るまでの過程を苦労した点
なども含めて教えてください。
河田:参加促進局には、4つの山があると思っています。
- 立ち上げ
- 人集め
- 参加団体集め
- 当日の盛り上げ
です。初めはなかなか理解が得られず、人も集まりませんでした。
でもこの局の必要性を、レジュメを書いたり説明したりして、周囲に声がけを行いました。
そして、局を立ち上げ、初めは2人だったメンバーも14人に増え、さらに新入生が加わり現在では40人体制の局になりました。
そして現段階は(3)ですね。参加団体を増やすために、ゼミやサークルと掛け合ったりして参加促進を行っています。
Heart to Heart
―だんだんと賛同者が増え、メンバーが揃っていったということですが、声がけや人集めを
する際に、何か河田さんらしいコツとか気をつけていることはありますか?
する際に、何か河田さんらしいコツとか気をつけていることはありますか?
河田:僕は何事もHeart to Heartだと思っています。
つまり、独りよがりにならず、相手に心を届けることです。そうして、自分の思いを全体の思いにする。
しかし、たとえそれで人が集まったとしても、人は放置してしまうと、目に見える方向(別の活動など)に行ってしまいます。
だからしっかりとビジョンを掲げて人をひきつけること、そして一人ひとりとじっくり話すことが大切だと信じています。
―局長として、局の今後のビジョンをどのように考えていますか?
河田:早稲田祭から世界を変える!!
目の前の人を幸せにできないでその先はないと考えるので、
早稲田をもっともっと盛り上げて、そしてちょっとずつ世界が変わっていけばいいなと思っています。
そう語る河田さんはとても生き生きしていて、彼を見ているだけでも実行委員の仕事も
とてもやりがいのある面白いものだということが分かります。そこで改めて、学祭実行委
員になることのプラス面、マイナス面を聞いてみました。
河田:プラス面はいっぱいあります。一番は、色んな人と出会えることです。
学生はもちろんのこと、地域の人々やOB・OG、合同企画などもあるので、他大学とも交流があります。
出会い=周りから光をもらうこと
―河田さんにとって出会いのよさとは何ですか?
河田:価値観が変わることです。自分の知らないことが知れることです。
―では、どのように変わりましたか?
河田:もともと新しい価値を創造したいという思いはありましたが、
参加促進局もそうですし、サークル立ち上げようとか、
自分から積極的に人を引っ張って新しいことを打ち出せるようになりました。
一人の状態は真っ暗闇にいるようなもので、出会いとは周りの人から光をもらうことだと思います。
自分が生き生きしてくるのです。たくさんの人との出会いを通して自分の柱が少しずつできて、
同時に、自分をコントロールできるようになってきたと思います。
―出会い以外にどんなプラス面があると思いますか?
河田:「出会い」が大部分かも。それにともなってコミュニケーション力があがりますよ。
あとは事務的なこと。企画の考え方や計画の立て方、仕事の進め方や会議の進行の仕方などです。
これはやっていくうちに自然と覚えます。
―それは、この先ずっと社会に出てもそのまま使える重要なスキルですね。
では逆にどんなマイナス面がありますか?
では逆にどんなマイナス面がありますか?
河田:ん~マイナス面は無いかな!!
―えー!本当ですか?
河田:そうだなあ、やっぱり初めはかなりの時間を拘束されることがきつかったかな。
でも上手く管理をしていくことで、今では平気です。
あとは、どうしても他の活動がおろそかになってしまったり、時には対人関係に疲れてしまったりということもありますね。
あーそうそう、うちの学祭実行委員は大規模組織なので、他部署との調整が難しく、思いつきで行動できないことはよくあります。そうなるとスピードが遅くなり、純粋にしたいことをやりにくくなり、もどかしい思いをする時があります。それくらいですかね。
―なるほど,組織の規模が大きいと,一人ひとりが動きにくくなるというのはあるかもしれませんね。
それにしても,質問にも熱く答えてくれる河田さんは活動を通してこんなにも
めげず,本当に楽しんで活動を行っているという印象を強く受けました。
最後になりますが,河田さん自身の将来の夢を教えてください。
それにしても,質問にも熱く答えてくれる河田さんは活動を通してこんなにも
めげず,本当に楽しんで活動を行っているという印象を強く受けました。
最後になりますが,河田さん自身の将来の夢を教えてください。
河田:僕の将来の夢は,世界中の人に幸せを届けることです!
実は,僕は大学に入学したてから考えていたことがあります。
それは,一年目でとにかく色んな世界を見る。二年目でサークルを設立する。三年目で社会に出る準備をするということです。
視野を狭めず,頭を固定化したくないということがその根底にはありました。
それはこれからも同じ事で,今できること,目の前に必要とされていることを一生懸命したいと思います。
そして,今あるものだけじゃなく,新しいものを,忘れられているものを,新価値を提供しつづけたいと思っています。
―ちなみに,河田さんの尊敬する人物は?
河田:坂本龍馬です。彼みたいな男に僕もなりたいです。
―今後の活動に期待しています!本日はありがとうございました。