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BPコンテストとは

月曜日, 9月 3rd, 2007

BP(ビジネスプラン)コンテストの定義

新しいビジネスのアイデア、事業プランの優劣を競うコンテストをビジネスプランコンテストと言います。
コンテストの優勝者には賞金が授与されたり、企業の後援の元に、その事業を実施させてもらえたりすることもあります。

コンテストの主催者

多くの場合は、企業やNPOが主催していることが多いようです。
学生が企画・運営しているコンテスト団体もあります。
企業の場合は、優秀な学生の発掘と囲い込みを目的にしている場合が多いようです。
基本的には学生に限定していないコンテストの場合が多く、学生も参加可能という位置づけです。

学生ビジネスプランコンテストとは

学生が主催し、学生が参加するビジネスプランコンテストを、ここでは学生ビジネスプランコンテストと呼びます。

BPコンテストの分類

土曜日, 9月 1st, 2007

プラン立案方法によるコンテストの分類

ビジネスプランコンテストは、事業プランの立案方法によって、以下のように大きく2つに分けられます。
  • テーマ型
  • ケース型

実施形式によるコンテストの分類

ビジネスプランコンテストは、実施形式により、以下のように3つに分類できます。
  • 公募型
  • セミナー型
  • 合宿型


テーマ型コンテストとは

このビジネスプランコンテストは、ある与えられたテーマに沿ってビジネスプランを立案する必要があります。
例えば、「静岡の団塊世代に対して行うビジネス」などです。
テーマによって、地域、場所、ターゲット、業種などの制約条件が与えられています。
地域振興を目的にしているコンテストの場合は、地域で行えるビジネスであることが必須です。
また、環境問題を取り扱う団体が行うコンテストでは、やはり環境問題をテーマにしたビジネスプランが求められます。

ケース型コンテストとは

このコンテストは、チームがある企業になりきり、次の一手を考えるという形式のビジネスプランコンテストです。
プラン自体の自由度は少なく、どちらかと言うと論理的思考力のトレーニングの場と捉えるほうが良いでしょう。


公募型コンテストとは

公募型の場合は、主催団体のWebサイトにビジネスプランの応募要領や応募のためのフォーマットが掲載されており、多くの人が応募できます。
書類選考で選ばれた応募者は、決勝戦に進み、プレゼンテーションで優勝を決めるという流れが多いようです。

セミナー型コンテストとは

この形式の場合は、まずセミナーに出席することが必須です。
セミナーでは、マーケティング、ファイナンス、戦略、ビジネスモデルなど、ビジネスの基礎的なことを学びます。
講義は数回行われ、最後にはビジネスプランの書き方なども学び、その後にようやくビジネスプランの立案を行います。

合宿型コンテストとは

合宿型では、何泊か研修所なので泊り込み、チームでビジネスプランを作り上げます。
テーマは合宿が始まるまで未公開の場合もあります。また、チームも現地で初めて会う者どうしが結成するという場合が多いようです。

主催者になる

土曜日, 9月 1st, 2007

コンテストは多くある

学生向けのビジネスプランコンテストは多くあります。
企業が行っているものもありますし、NPOが行っているもの、学生団体が行っているものと様々です。
インターネットで検索してみましょう。

学生団体の場合

学際団体の場合は、スタッフを募集しています。
多くの場合、開催時期が毎年決まっていますので、募集時期もそれに合わせて決まっています。コンテスト主催者が学生団体の場合、通常のサークルと同じように4月ごろの新歓期にスタッフを募集しています。
多くの団体はインカレですので、自分の大学で募集をしていない場合は、Webサイトにある連絡先に連絡するのが良いでしょう。

企業やNPOの場合

主催している企業やNPOも、アルバイトを募集しているかもしれませんし、無償スタッフであれば参加させてくれることもあるでしょう。
早めに調べて、スタッフを募集している団体をみつけましょう。

新しく団体を立ち上げる

新しくビジネスプランコンテストを立ち上げることも可能です。
参加者が集まれば応援してくれる企業や社会人も出てきますし、逆にそういう社会人のサポートに魅力を感じて学生が集まります。
ビジネスに興味がある学生はたくさんいます。そういった学生たちと社会人を結ぶきっかけになりますので、どんどん新しいコンテストを作りましょう。

主催者の仕事

土曜日, 8月 25th, 2007

コンセプトを決める

各コンテストのコンセプトを決めるのが最初の仕事です。
テーマをどの程度細かく設定するのか、コンテストの形式をどうするのか、まずはそこからです。

ケース型の場合は、ケースを作る仕事が非常に重要になります。ケースの良し悪しによって、コンテストの盛り上がりも左右します。

公募を行い、参加者を集める

コンセプトが決まったら、Webサイトやパンフレットで参加者を集めます。
合宿型の場合は固定費がかかりますので、参加者が少なければ運営が破綻しますので、余裕をもって公募を開始しましょう。

各大学を回って参加者を募るのも効果があります。
大教室の授業の開始前などの時間をもらって告知を行っている団体もありますし、何度かの説明会を行っている団体もあります。


関係者を集める

参加者だけでなく、その他の関係者も必要です。
ビジネスプランコンテストで特に大切なのは、プランを審査してもらう有識者の存在です。
企業やNPOの場合は、団体内で審査を行えば良いですが、学生団体の場合は、審査は経営者やコンサルタントなどにお願いしなければ参加者の納得感が得られません。

また、セミナー型は当然のこと、合宿型でも日程の冒頭にはビジネスプランの基本についてセミナーを行う必要があります。その講師も探す必要があります。


協賛を募る

学生団体がコンテストを行う場合には、企業からの協賛が欠かせません。
特に合宿型の場合の宿泊費が最もコストがかかります。
参加者の負担を減らすために、旅費や宿泊費を企業から補填してもらったり、格安でチケットやホテルを提供してもらったりする必要が出てきます。

協賛は、地道に企業に電話をするなどのアプローチが必要です。


コンテストの実施

コンテスト当日の運営を行います。
公募型では、1日のプレゼンだけで終わりますが、セミナー型や合宿型では数日間の運営が必要です。


コンテストに参加する

火曜日, 8月 21st, 2007

参加はカンタン

インターネットで検索すれば、学生向けビジネスプランコンテストが多くありますので、ご自身の興味のあるテーマのコンテストに参加してみてください。
特にセミナー型であれば、事業プランを作る基本から勉強できますので、敷居が低いのでおすすめです。

合宿型の場合は、定員が少ないわりに応募が多く、倍率が高いようです。


事業プランを策定する

日ごろからビジネスに関して勉強しておくと良いでしょう。
本を読んだり、新聞で企業の戦略を読み解いたりして、経営センスを磨きましょう。

主催者のメリット

日曜日, 8月 19th, 2007

社会人とのつながり

ビジネスプランコンテストには社会人の有識者の存在が欠かせません。
経営者やコンサルタントという方々とのつながりができるのは貴重なことです。

多くの事業プランを見ることができる

参加者が応募してくれた事業プランを見ることができるのは良い勉強になると思います。
優秀なプランもあれば、ありきたりのプランも多いことでしょう。
それらを比較してみることで、優れた事業プランがどういうものか見極めるセンスも養われてきます。

優秀な学生の発掘、囲い込み

企業が行っているビジネスプランコンテストの場合は、優秀な学生の発掘や囲い込みが裏の目的になっている場合があります。
学生にしても、そのまま就職をするということもあります。

参加者のメリット

土曜日, 8月 18th, 2007

経営者の視点でビジネスを学べる

コンテストの中で行われるセミナーなどを通じて、ビジネスを学ぶことができます。
自分が作った事業プランに対してコメントをもらえる場合もありますので、非常に勉強になるでしょう。

友達が増える

コンテストはチームを組んで事業プランを作ることが多いため、友達になりやすいという特徴があります。
数日間の付き合いではなく、せっかくの出会いですので、大切にしましょう。

学生起業につながる

コンテストによっては、企業からサポートを受けて事業プランを本格的に事業として行うことも可能です。
本当にやりたいことがあるのであれば、その出口の一つとしてビジネスプランコンテストに応募することも選択肢に入れておきましょう。

リンク集

金曜日, 8月 17th, 2007

学生ビジネスプランコンテストのリンク集

大学生のためのビジネスコンテストポータルサイト
http://www.bizgp.jp/

インタビュー:OVAL

水曜日, 1月 31st, 2007

日本を飛び越えて、ビジネスプランコンテストを実現!


―ビジネスプランコンテストは、起業家の登竜門でもあります。

そのコンテストを、完全に学生主体でやってしまっている団体。
それがOVALです。

しかも、日・中・韓の合同でやるというのですから驚きです。
2007年は北京で開催されたOVALのビジネスプランコンテスト。


今回は、OVALの代表の吉本雅人さんと、財務局長の塩川徳也さんにお話をお聞きします。
よろしくお願いします。

-まず、OVALとはどんな学生団体なのかを教えていただけませんか?

吉本はい。
OVALとは、日本、中国、韓国の学生でビジネスプランを競い合う、国際ビジネスプランコンテストを主催する組織です。

今年で4年目となります。



―非常に国際的なコンテストですね。
具体的には、どのような形式のコンテストですか?

吉本まず、特徴的なのは、テーマが与えられること。
例えば、「ソウルを舞台にした、キッズビジネスを考えよ」などというものです。

ビジネスプランコンテストというと、一般的には自由にビジネスプランを持ってきて競うものが多いですが、OVALはテーマを与えられて、数日間で事業計画まで持っていかなくてはなりません。

もう一つ特徴的なのは、日・中・韓の学生でチームを組むということです。
各国から1名ずつ、3人チームを作って、チームごとにプランを作ります。

5泊6日の合宿形式ですので、その間、ずっとチームで行動することになります。

コミュニケーションは英語です。
発表も英語で行っていただきます。



―ぜんぶ英語なんですね!
ハードルが高いように感じますが、参加者は集まるのですか?

吉本各国で募集枠は30人ずつなのですが、おかげさまで毎回、募集人数を上回る数の学生の方々が応募して下さいます。
特に中国は30人の枠に500人の応募があるという状況です。
英語が出来る人も多いですし、単純に人口が多いというのもありますが(笑)



―すごいですね。
その人数で合宿ということですが、場所はどこで行うのですか?

吉本昨年は東京で開催しました。
今年(2007年)は、北京にある中国人民大学で開催します。

毎年持ち回りで開催場所を変えていくんです。
今年は、8月に行います。



―中国まで行くとなると、旅費や宿泊費も含めてかなり費用がかかりそうですね?
参加費はいくらぐらいでしょうか?

中国は近いし安いと言っても、5泊6日だとトータルで20万円はかかりそうですが。

吉本実はかなり安く済むんです。
旅費、宿泊費、参加費を合わせて4万円です。

ですので、夏休みに海外旅行に行くなら、OVALに参加するととても安上がりです(笑)


ビジネスプランコンテストの魅力


―へぇ、魅力的ですね。

では、次にお二人のことをお聞きしたいと思います。
まず、どうしてOVALに参加するようになったのですか?

塩川私は入学してすぐ4月のサークル紹介期間に、先輩のお話を聞いて参加することにしました。
国際問題にも興味がありましたし、他のサークルの説明よりOVALの説明が熱くて興味深かったからだと思います。

吉本私は、実はOVALを知ったのは高校時代なんです。
しかも、OVALを教えてくれたのは韓国人の方なんです。
高校時代に韓国の学生と交流することがあって、その時にOVALっていう団体があるよって紹介してくれました。

それで、塩川君と同じように入学してすぐ、サークル紹介期間にOVALのブースが目に飛び込んできて、高校時代に聞いたやつだ!ということで説明を聞いて、それですぐに参加しました。
私も国際問題に興味があったからだと思います。



―OVALに参加して、良かったですか?

塩川良かったですね。
やっぱり、遊びのサークルじゃなくて、自分たちで協力して何かを創り上げようとする仲間が集まっているので、真剣なことに取り組む連帯感とか、充実感というのは最高です。



―楽しそうですね。
しかし、実際の活動では、大変なことも多いのではないですか?
吉本そうですね。
先輩が培ってきた運営ノウハウがあるので、それほど大きな問題はありません。
強いて言うと、マクロスケジュールを明確にして進めていくことが課題です。

大まかなタスクリストやスケジュールはあるのですが、それを週単位、日単位に落とし込むところまで、手が回らない状況がすこしあります。

後手後手になると、大変なことになりますので、慎重に進めていかなければなりません。


それから、企業からの協賛をもらうのも大変です。

社会人の多い交流会に参加して、OVALを知ってもらって、会社に営業に行って、というようなことをしています。

また、ストレートにテレアポをすることもあります。
これは、2年生がリーダーになって、1年生がとにかく電話を掛ける、というような感じです。

断られるのはイヤですが、失敗してもいいからチャレンジするってことを実体験で学んで欲しいと思っています。
別に断られたって死ぬわけじゃないし、また別の企業にアタックすれば良いだけですからね。


1、2年生に運営ができるワケ


―なるほど。方法だけじゃなくて、意識レベルで学んで行くわけですね。
スタッフの方は1年生、2年生と、学生としては若いようですが、どうして若手がやっているのですか?
吉本OVALは、2年で辞めないといけないという決まりがあるんです。

ですから、1年生で参加したら3年生になったら卒業です。
学生時代の2年間はOVALで学んで、あとの2年は、学んだことを元に独自に活動して欲しいという考えなんです。

ですから、2年目の人間は基本的にリーダー的な存在となって、1年目のメンバーにノウハウを伝えなければなりません。1年間で、後の世代にナレッジを遺さないといけないのです。



―なるほど。いい考え方ですね。

吉本実は、これはOVAL独自の方針というより、上位概念であるWAAVという組織があるのですが、WAAV全体の方針なんです。

OVALのほかに、国内でビジネスプランコンテストを開催しているKINGという団体、それから政策コンテストを行っているGEILという団体があって、その3つを合わせてWAAVという組織を構成しているんです。

KINGはできて10年、GEILは7年、OVALは4年。
最初はKINGだけだったのですが、そこから派生してGEILやOVALが出来ました。

この3つは元は同じ組織ですので、WAAVという組織としてひとくくりにしています。

ですので、募集活動もWAAVとして行っています。



―なるほど、理念や方針、そして運営ナレッジが受け継がれて、今のやり方になっているわけですか。

現在のOVALのメンバーは何名なのですか?

吉本現時点で16名です。
スムーズな運営には、もう少し人数が必要です。



―そうですか。
メンバーの募集はどのように行っているのですか?

吉本OVALはインカレの団体なので、各大学のサークル紹介期間に現メンバーが勧誘したり、説明会を開催したりしています。


参加者が集まる理由


―コンテストの参加者のほうは?

吉本はい、まずは各教授に伝えることからです。

―学生ではなく?

吉本はい、大きな教室で授業を行う時に、授業の前後でOVALのコンテストのことをPRさせてもらう許可をもらうんです。

そのためには、授業を行っている教授や助教授の先生に許可をいただくことから始めないといけません。

企業に協賛をしてもらって、50名規模のセミナーを行ったりもしています。
そこで興味を持った人が、コンテストにも参加してくれるようにです。

あとは、mixiやGREEなどのSNSを使ったり、大学内のサークルのメーリングリストに許可を取って周知してもらうこともあります。

それから、関東だけでなく、関西にも説明に行きます。
多く回りすぎると、逆に中途半端な説明になってしまうという失敗がありましたので、今年は京都にある大学を中心に回る予定にしています。



―コンテスト参加者にとっては、安く海外に行けるというだけでなく、何かメリットはありますか?

吉本そうですね、やはり、頭が良くなるというか、鍛えられると思います。
海外の学生とのコミュニケーションも必要ですし、そのためには語学力もロジカルシンキングも出来なくてはなりません。

それに、一緒にチームになったメンバーとは、ずっと友情が続いていて、中国や韓国に行ったときに現地を案内してもらうような人もいます。
国際的な人脈ですよね。


塩川あとは、有名なコンサルティング・ファームの方の講演が合宿中に聞けますので、それも貴重だと思います。
一般的には講演をやっていないようなコンサルファームの経営幹部の方のお話なので、社会人になっても聞けるものではありません。

それと、就活のネタというか、「自分はこれだけやったんだ」という自信にもつながりますしね。


吉本参考までに言いますと、コンテスト参加者の就職先としては、大手金融機関や外資系の金融機関、コンサルティングファームなどが多いです。

あと、コンテストで考えてもらったビジネスプランをもとに、実際にビジネスが立ち上がるぐらいになれば最高なんですけどね。



―そうですよね。短期間のプラン策定ですから、ビジネスプランと言っても、最初の骨子ですね。それをブラッシュアップしていく必要がありますね。

今後も、毎年OVALのビジネスプランコンテストは開催されると思うのですが、このような学生団体に人が集まり、存続していくために必要なものは何だとお考えですか?

塩川やはり、学生団体の存続のためのミッションやビジョン、それから運営のためのナレッジだと思います。

OVALの場合は、学生のうちから日・中・韓で交流をすることで、国際感覚を持った人材を育てることがミッションです。

今までで、延べ数100名のアジアの若者がOVALで経験し、社会に出て行きました。そういう人材をどんどん増やしていけば、より良い世界が作れるんじゃないかと思います。



―素晴らしいミッション、そしてビジョンですね。
ぜひ、これからも頑張ってください。
ありがとうございました。

吉本、塩川ありがとうございました。


OLAL